意見広告・議会報告
市政レポート 光触媒の可能性を川崎市の未来に― 総務委員会委員長 原 典之
明けましておめでとうございます。昨年の川崎市10大ニュースでは、悲願の初タイトルを獲りました川崎フロンターレが第3位にランクインしました。応募締切が優勝した4日後であったため、もし期間が長かったとしたら間違いなく1位になっていたことと思います。引き続き「スポーツのまち川崎」を存分にPRしていきたいと思います。
さて、中原区民であります化学者の藤嶋昭氏が、昭和42年に発見した酸化チタンに光を当てるだけで有機物を分解する「光触媒」の功績が讃えられ、文化勲章の栄に浴されました。この光触媒は、建物の壁面やガラス面に塗布することにより、空気清浄・セルフクリーニング・抗菌等、様々な効果を発揮します。そこで、昨年12月の第4回定例会(本会議)にて、質問させていただきました。答弁では、今現在光触媒が採用されている公共施設は、川崎駅東口駅前広場ガラス屋根、市立川崎中学・高校のガラス外装材、川崎市平和館及び高津区役所の看板などです。また、使用の有無を比較しているサンプルが、中原区役所とかながわサイエンスパーク(KSP)に展示されております。美観の維持や清掃頻度の軽減が図られますし、費用対効果と環境負荷軽減等も勘案しながら、今後建設予定の公共施設への導入を要望させていただきました。
2030年まで人口が増え続ける川崎市ではありますが、いずれは人口減に突入してまいります。少子化対策も併せて行っていかなければなりませんが、仮に人口減になったとしても前述したように、支出抑制も同時に考える必要があります。先を見る、そして将来を考える政治家として、本年も行政に対して様々な施策提案を行って参ります。
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12月13日