市立井田病院が先月30日、市民公開講座を同院会議室で開催した。約30人が参加し、同院乳腺外科の嶋田恭輔医長が講師となり、今回のテーマ「乳がん検診について」学んだ。
嶋田医長は、欧米に比べて日本の乳がん検診率が低いことや「健診」と「検診」の違い、検診の種類などを紹介。触診のみでは発見しにくいため、超音波検診(エコー)だけではなくマンモグラフィと併せて受診する重要性を訴えた。
受講した井田在住の高宮一枝さん(63)は「自分も市の検診でがんを発見したが、診察の時に何を質問すればいいかもわからなかった。今回、改めてよくわかった。噂やネットの情報で判断せず、医師の話を直接聞くことが大切だと感じた」と話していた。
井田病院では、年に6回さまざまなテーマで市民公開講座を開催している。
中原区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|