一般社団法人ビブリオポルトス(井田杉山町)代表理事の小松雄也さん(27)が今月から、図書の普及をめざしたクラウドファンディングを開始している。
当初の目標金額は10万円で、目標金額に到達した際には、市内の児童養護施設に約100冊の本を寄贈する。
小松さんは、大学在学中に書評合戦ビブリオバトルに出会うと、「読書を通じて夢を実現するこども達を支援したい」と2014年に同法人を起業。読書を通じた世代間交流や地域活性などに取り組んでおり、小中学校高校大学での読書教育や読書の普及活動に努めている。
一人ひとりに合った選書を
小松さんは、目標に届いた際には児童養護施設の子どもたちからアンケートを募り、5年間に及ぶビブリオバトル経験などから蓄積したブックリストから、一人ひとりに合った図書を選書し寄贈するという。
開始から6日(3月6日時点)で9万2千円の支援が集まっており、「出だしは順調。とてもありがたいです」と話す小松さん。10万円以上の支援があった際には、こども文化センター「小杉っこスペース」や近隣小学校にある「わくわくプラザ」への寄贈を構想している。
小松さんは「中原区の子どもたちに一冊でも多く本を届けたいので、ご支援をお願いいたします」と話している。支援方法はクラウドファンディングサイトから「クラウドファンディング ビブリオポルトス」で検索を。
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