意見広告・議会報告
市政報告N0.39 平成30年度予算案の審査から〜JR南武線連続立体交差事業〜 川崎市議会議員 松井たかし
平成30年度予算案を審査する予算審査特別委員会が、3月5日(月)〜8日(木)までの4日間開催されました。私は3月5日に、【1】高齢者・障害児者福祉施設再編整備について、【2】働き方・仕事の進め方改革の推進について、【3】「働き方改革」による中小企業活性化推進事業について、【4】競輪事業特別会計について、【5】JR南武線連続立体交差事業について質問しました。
南武線立体交差事業のスケジュール
JR南武線連続立体交差事業については、事業の目的や効果の理解を深めるため、 地域勉強会や沿線住民を対象とした説明会を実施してきたこと、さらに今年度はオープンハウス型説明会を実施するなどして様々な意見を伺い、昨年11月の構造工法(仮線高架工法)の決定までに時間を要したこと、都市計画決定に向けた環境アセスメントの実施に約3年間要することから、都市計画決定が平成30年度から平成32年度に見直したとの答弁がありました。また、全体のスケジュールについては、平成33年度に事業着手を予定しており、用地取得期間を含めた事業に要する期間は20年程度を見込んでいるとの答弁でした。
歩行者の安全のために
次に関連して、歩行者の安全性の向上や混雑度の改善等に向けた取組である向河原駅前踏切の迂回路整備のスケジュールについて質問したところ、平成31年3月末の完成を目指し、本年夏頃に着工するとの答弁でした。
さらに、平間駅前踏切の歩行者の安全性の向上や混雑度の改善等に向けた取組についても質問し、平間駅の川崎側にある跨線人道橋の利用を促すため、今年度中に当該踏切において、「跨線人道橋の利用を促す看板」の設置、周辺企業や駅利用者などに利用促進に向けた啓発活動を実施するとの答弁でした。
私は、向河原駅前踏切の迂回路整備については、できる限り早く供用できるように整備を進めていただくこと要望するとともに、平間駅前踏切への取組については、バリアフリーではなく、連続立体交差事業が完成するまで20年以上かかることから、バリアフリー化についても考えていかなければならないと思います。
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1月10日