「中原街道と武蔵小杉」など多くの著書をもつ郷土史研究家・羽田猛さん(83)の文化講演会が8日、小杉陣屋町にあるマンションラウンジで開催された。入居者や地域住民ら約50人が参加した。
羽田さんは「多摩川の記憶〜憩いや娯楽の場」をテーマに、昔の写真や資料などを用いながら、丸子の渡しや芸のまちとして栄えた丸子地区の今昔などについて解説。講演を終えた羽田さんは「住む街に興味を持つきっかけとなれば嬉しい」と振り返った。羽田さんの著書を手に講演に訪れた安藤恵美さん(57)は「義父が羽田先生を存じており関心があった。言葉だけで情景が浮かんできた」と感慨深げに話した。
主催した(株)原マネージメントの担当者は「街が新しく変わる中で歴史に興味をもつ方が増えている。今後も不定期で地域にイベントを開催していきたい」と話した。
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