意見広告・議会報告
市政報告N0.43 交通事故防止施策のより一層の強化を! 川崎市議会議員 松井たかし
川崎市の交通事故件数については、ここ数年、減少傾向にあったものの、平成29年は一転して増加しており、交通事故防止の取組をより一層強化していく必要があります。
新たな啓発活動の実施を
平成29年の交通事故発生件数は、前年比416件増の3634件(中原区は、78件増の398件)です。その内、自転車の交通事故件数は、前年比214件増の1113件(中原区は、13件増の134件)です。また、自転車交通事故の原因の約6割は、自転車側にも何らかの違反行為が認められ、年代別の発生状況では、30歳代から40歳代の方が約32%を占めています。このようなことから、私は、平成30年第2回川崎市議会定例会の一般質問において、交通事故防止施策の強化についての質問に対し、「30代から40代は、仕事や子育てなどにより多忙な生活を送っている世代でもあり、交通安全教育を受けていただくことが難しいという状況を踏まえ、自転車の安全利用に向けたルールやマナーの周知を図るため、通勤等で自転車を利用される方を対象とした、駐輪場でのポスター掲示やガイドブック等の配布など、新たな広報啓発活動の実施について検討する」との答弁でありました。
365日、安全徹底を
仕事や子育てなどにより多忙である30歳代から40歳代の方の交通事故をいかに防止するかが課題であり、答弁では、マナーの周知など広報啓発活動が中心とのことでした。「神奈川県では、毎月1日、5日、15日、30日が交通安全の日であり、春・夏・秋・年末には、交通安全運動期間があります。日々の活動も重要ですが、交通安全の日や交通安全運動期間に、集中的に交通ルール違反者、マナー違反者の方に街頭で直接注意喚起を行うことも必要であり、検討をお願いしたい」と要望しました。
道路整備や啓発活動などの交通事故防止施策について、私自身もこれまで以上に積極的に取組み、私たちが住む「中原・川崎の街」が、安全で安心して暮らすことができ、そして住み続けていきたい街となるようにして参りたいと思います。
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12月13日