意見広告・議会報告
市政報告NO.44 主体的に活躍できる中高生世代の育成 〜地域づくりを通した多世代交流〜川崎市議会議員 松井たかし
川崎市青少年問題協議会から、7月13日に第29期(平成28年9月1日〜平成30年8月31日)の意見具申書が、市長に提出されました。
第29期においては、これまでにも議論してきた「次代を担う子ども・若者の育成」を踏まえ、多世代との交流体験が子ども・若者の成長に欠かせない大切な取組であること、特に、中高生世代にとっては、「自分が年少者に対するロールモデルになり、自分のロールモデルとなる年長者を見つける」という、多世代をつなぐ役割を担うことから、中高生世代に焦点を当て、今期協議題として、「主体的に活躍できる中高生世代の育成〜地域づくりを通した多世代交流〜」が設定されました。
実現に向け、求めること
意見具申書では、【1】子ども・若者を取り巻く現状から、多世代交流体験の機会の創出は、中高生世代の成長に大変効果的なものである、【2】多世代交流体験にはロールモデルを見いだし将来イメージが持てることや年少者との交流において、年長者としての自信や責任感が確立されていくこと等のメリットが考えられる、【3】多世代交流の企画には、共生体験の検討が必要であり、実際のものに近い疑似体験となるような検討が必要である、【4】中高生世代にとって多世代交流体験が大切であることを踏まえ、中高生世代が主体にも客体にもなり得るような多世代交流促進に向けた積極的な取組をするよう、本市に求めています。
明るい社会づくりを
本市で発生した中学生殺害事件から3年半が経過しようとしています。この事件により提起された課題や教訓を決して風化させることなく、子どもたちを地域で見守り、安全が確保されているさまざまな居場所が提供され、地域をつなぐ青少年育成活動が推進されて、子ども・若者たちが地域の活動に自発的・自主的・主体的に参加することが実現されるように環境整備を進めるとともに、第29期の意見具申の実現、子どもたちが将来に明るく希望の持てる社会の実現、そして全ての市民が心豊かに穏やかに生活のできる社会の実現のため、引続き取組んで参ります。
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12月13日