今年で創業70周年を迎えた武蔵小杉のホテル精養軒で11日、記念イベントが行われ、地元のファンや関係者ら約130人が参加した。
祖父、父の跡を継ぎ、3代目として舵を取る萩原ひとみ社長が挨拶に立ち「皆様のご愛顧により70周年を迎えられた。これからもお客様を笑顔にする料理やサービスをめざしたい」と謝意を表した。また、創業当時から親しまれた「へちま風呂」や、二ヶ領用水とつながっていた池の小舟など懐かしい映像に、往年のファンらは昔を思い偲んでいた。
70周年に華を添えたのは、多摩区初代観光大使の落語家・桂米多朗さんと師匠の桂米助さん。米多朗さんは、亡き桂歌丸さんと約束していた結婚祝いを「まだ頂いていない」などと冗談交じりの笑いで会場をわかせた。桂米助さんは一般家庭の夕飯を巡る人気番組の裏話に触れながら、「料理が美味しくない時もある」と、反応のごまかし方などを紹介し笑わせた。
萩原社長は「落語も料理も好評いただき良かった」と振り返った。
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