意見広告・議会報告
市政報告NO.49 風しん対策 緊急対応事業について みらい川崎市議会議員団 松井たかし
妊婦、特に妊娠初期の女性が風しんにかかると、生まれてくる赤ちゃんが、目、耳、心臓などに病気を持つ「先天性風しん症候群」という病気にかかることがあります。川崎市では、風しんの流行と「先天性風しん症候群」の発生を予防するため、「川崎市風しん対策事業」として風しん抗体検査と予防接種を実施しています。
平成30年7月以降、関東地方を中心に風しん患者の報告数が増加しています。特に30〜50代の男性の患者が多く確認されています。川崎市でも同様に、30〜50代の男性の患者が多く確認されています。このため、現在開会中の第4回定例会において、風しん流行に伴う緊急対応事業費(8000万円)としての補正予算が上程され、11月28日の本会議で議決し、12月3日より緊急対応事業が行なわれています。
川崎市の風しん対策事業は、【1】妊娠を希望する女性、【2】妊娠を希望する女性のパートナー、【3】妊婦のパートナーを対象者として、市内の医療機関にて、まず抗体検査(風しんの免疫が十分なのか否か)を行なっていただき、抗体が十分でない場合は、麻しん・風しん混合(MR)ワクチンの予防接種を自己負担3200円でできる制度です。さらに、12月3日からは緊急対応事業として、新たに30〜50代の男性(昭和34年4月2日から平成元年4月1日生の方まで)が対象者となりました。
風しんは、ワクチンで予防可能な感染症です。男性の方は「かかるまえに! うつすまえに! ひろげるまえに!」、女性の方は「妊娠するまえに!」、積極的にワクチンの予防接種を行なっていただくよう、よろしくお願いいたします。
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1月10日