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中原区版 公開:2019年7月5日 エリアトップへ

市立図書館 武蔵中原駅に返却ボックス 通勤、通学時の利用促す

社会

公開:2019年7月5日

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ボックスをPRする小島館長(左)と同駅の佐藤幸治助役
ボックスをPRする小島館長(左)と同駅の佐藤幸治助役

 本の返却は武蔵中原駅へ――。市立図書館の返却ボックスが7月1日、JR武蔵中原駅に設置された。借りた人が多く利用する駅に設置し、本の回収期間を短縮することなどが目的で、市内では5カ所目。

 今回設置された返却ボックスは、市内13カ所の図書館や分館で借りた本を返却できるもの。図書の貸出期間は2週間となっているが、読み終えた本の返却を早め次の利用者への貸出を迅速にすることや、忙しい人が返却しやすくなるといった利便性を上げる目的がある。

 これまで高津市民館や登戸行政サービスコーナーなど市内4カ所に設置されており、中原図書館(小島久和館長)がある区内にも設置を検討していた市が、JR東日本に依頼し実現。武蔵中原駅への設置は、同駅周辺住民の図書館利用率が高いことや大企業があることなどの理由があるという。小島館長は「返却ボックスを設置してほしいという声は多く、利用者の利便性は高まる。ご協力頂き感謝している」と話す。

 設置場所は改札口の外にある券売機の横で、破損の恐れがあるCD等は返却できない。時間はシャッターの空いている、始発から終電まで(午前4時15分頃〜翌0時55分頃、年末年始除く)。

 市立図書館の一年間の貸出冊数は約658万冊(平成29年度)。人気の高い図書は、500人以上の予約待ちもあり、貸出の回転率を上げたい考えもある。小島館長は「返却ボックスの利便性は高いが、読書の普及という観点からみれば、本を読み終わり、図書館に足を運んで、返却と同時に借りて頂くのが理想」とも話している。

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