市立新城小学校PTA(大谷一博会長)が神奈川県教育委員会から今年度の優良PTAとして選ばれた。9月4日に横浜市で行われた表彰式に出席し、表彰状を受け取った。乳幼児や未就学児のいる母親も参加しやすい環境を整えることを通して、会員間交流や地域の多世代交流を促進させたことなどが評価された。
同校PTAでは、未就学児を連れた役員が活動しやすいように、校内のPTAルームに寄贈品の遊具を置いて=写真下=キッズスペースを作り会員同士で見守ったり、学用品や洋服などリサイクルを実施したりと、助け合える関係づくりに取り組んだ。
2歳の子どもを育てながら役員として参加している女性は「入るときは不安だったが、周りの方が子どもをあやしてくれて、一人で子育てしている訳ではないと思えた。忙しい時は大変だが、学校に来る機会が増えてよかった」と話していた。
また、今後は登下校の見守り活動を町会と共に進めていけるよう計画中だという。大谷会長は「(受賞について)先輩方が取り組んできたものを評価していただいた形なので、重みを感じる。なり手不足に悩むPTAの良いイメージにつながれば嬉しい。今後も、町会の方々と協力してまち全体で子どもたちを見守る仕組みを作りたい」と話していた。
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