意見広告・議会報告
市政レポートVol.4 被害を繰り返さないために 川崎市議会議員 吉沢 直美
近年最大規模の台風19号により、武蔵小杉駅東口の再開発地区から上丸子山王町、下沼部付近にかけて、降雨量が処理能力を超え、局地的な冠水状態が発生しました。上丸子山王町では浸水1.5mまでに達し、警察や消防が救命ボートで住民の安全確保に奔走する事態に発展しました。一夜明けた13日、水は引いたものの、大量の泥水や堆積物が残され、床上浸水等その復旧に住民は必死の思いで日夜苦労を強いられました。
また、タワーマンションも被害を受け、マンションの地下に大量の水(数千トン)が流入し停電となり、それに伴い電気、水道等が使用不可となり、何百世帯もが未だに避難生活を強いられています。現在、エリマネが中心となり、各タワーマンションに働き掛けを行い、資器材や共用施設(ゲストルーム)などの支援要請に取り組んでいます。
下水道には「合流式」と「分流式」があり、合流式の下水道管は雨水と汚水が一緒に流れます。一方、分流式は雨水用の下水道管と汚水用の下水道管が別々になっています。9月の環境分科会で、私は本市の合流式下水道の改善について質問をしました。本市からは、「汚濁負荷量の削減」「公衆衛生上の安全確保」「夾雑物の削減」の3項目を改善目標に取り組みを進めており、令和5年度までに対策を完了するとの答弁でした。
近年の気候の変化により、内水浸水は頻繁に発生しています。想定外の雨量にも対応できる下水の整備を早急に進めると共に、二度と今回のような被害が起きないよう、今回浮き彫りになった様々な課題への取組みをしっかり進めていかなければなりません。
市、警察、消防、関係団体など、不眠不休で復旧作業に全力で取り組んでいますが、まだまだ追いつかない状況です。困ったときはお互い様。日頃の地域のつながりが助け合いとなってきます。優しさや思いやり、逆の立場であったらどうするかを考え、一人でも多くの方々にご協力を賜り、活気のある中原区を一日でも早く取り戻せるよう皆で頑張っていきたいと思います。
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![]() 浸水する武蔵小杉駅周辺
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![]() マンホールからあふれる水
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あしたの川崎・日本維新の会市政報告3月28日 |
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3月28日
4月4日
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