意見広告・議会報告
市政レポートNo.118 台風被害を受けて市長へ緊急要請を実施 みらい川崎市議会議員団 おしもとよしじ
台風19号は、本市でも死傷者や1300件を超える浸水など甚大な被害が発生しました。まずは、被災された方々の復旧・復興を最優先にしながら、次の段階として、その原因究明と検証を行い、今後の備えに繋げることが肝要です。また、自然災害において、人命はもちろん市民の財産や本市が進めてきた都市基盤整備を失う事による社会的・経済的な損失も多大であり、再建には相当な労力と時間及び本市予算を要します。そこで、我々市議団は、発災5日後、市長に対して被災住民が引き続き地域で安心して生活が送れるよう、きめ細やかな対応を求めるとともに「災害に関わる迅速な予算執行」や「災害廃棄物の一刻も早い回収・衛生面の徹底」、「被災した民間事業者、農業従事者への金融支援」等の14項目について緊急要請を行いました。(詳細は、私のHPよりhttp://www.oshimoto.info)
特に、報道が過熱する区内被災地域の排水区については、これまで平成29年10月の浸水被害を教訓として、その後、4度に渡り議会質疑を行い、今回の事案でも懸念される河川流入による排水への影響を指摘した上で、その改善策を提言。同年3月まで7年かけて完成した浸水対策工事では、同様の浸水被害が想定される事から更なる追加の対策工事を促し、当局がその対応を約束した経過があります。
そのため、私から要請の場で言及したのは、更なる対策工事の完成まで短期の取組として求め続けてきた災害時の【消毒活動の柔軟な運用】と工期短縮を図る為の補正予算も含めた【更なる対策の早期実現】並びに、氾濫原因と懸念される【樋門運用の検証】、さらに、復旧作業に多量の水を使用する被災地域への【水道料金の大幅減免】を求めた所、市長よりこの間の私の質疑内容を承知していると述べたその上で、「しっかり対応する」と返答されました。培った前述の知見を活かし、今後も追及の手を決して緩めず、被災者に寄り添いながら生活再建と再び災害が起こらぬよう身を粉にして取り組んで参ります。
![]() 福田市長への緊急要請の様子
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市議・押本吉司
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