全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)につながる県予選会が17日、小田原市で行われ、市立橘高校のバレー部が8年ぶりに男女揃って優勝を果たした。両チームは来年1月、高校バレーの最高峰の舞台に立つ。
女子は決勝で横浜隼人と対戦。25対17、25対16のスコアで大差をつけ、2年連続で頂点に立った。
今年はレギュラー全員が身長170センチ以上で攻撃力に優れる。昨年も全国出場している3年生の 田(だ)寧々さん、井上弥優さんが要所でスパイクを決めるなどピンチを救った。キャプテンも務める 田さんは「ようやく掴んだ全国への切符。一瞬一瞬を大切に後悔のないプレーをしたい」と意気込む。坂本誠二監督は「3年生の落ち着いたプレーが優勝に繋がった。春高でもチームを引っ張ってほしい」と話す。
男子は決勝で慶應義塾と対戦。25対10、25対21でストレート勝ちし、5年ぶりに頂点に立った。
今年はレギュラー全員が3年生。昨年から試合に出ていた選手も多く、新人戦からインターハイの県予選まですべてストレート勝ちで、県内屈指の強豪だ。キャプテンの小牧隼人さんは「前回の春高は1回戦負けで悔しい思いをしたので、今年は粘り強いプレーで勝ち進みたい」と目標を語る。中村進太朗監督は「力のある選手たち。インターハイの悔しさをバネに春高では爆発してほしい」と話す。
同校は男女で一緒にウォーミングアップまで練習を行い、互いに切磋琢磨する環境が強さの秘訣になっているという。
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