■川崎市・川崎市議会
市内の議員をはじめ、業界団体等など590人が集まった。福田紀彦市長は新年の辞で「昨年は台風19号で市として初めて激甚法の指定を受けた。床上床下など約3000件の被害があり、今も被災前の生活に戻れない市民がいる。全国、世界でも自然災害や地震が多発し、もはや局面は変わった、いざに備え、反省をふまえて取組む」と強調した。
一方、明るい話題について、市民一人あたりのごみ排出量が政令市最少になったことを挙げ、「市の誇り。環境先進都市として市民一丸で意識・行動を変え日本をリードしていく」と評した。また、高齢化が進み地域包括ケアを推進していく上で「自治会や町内会などの地域力が重要だ」と訴えた。
山崎直史議長は「川崎市では音楽、スポーツ、芸術などの裾野が広がっている。こうした文化が都市の格付けとなる」と話した。(1月7日、ミューザ川崎)
■川崎商工会議所
会員や来賓ら865人が出席。挨拶にたった草壁悟朗会頭は「今年は商議所創設80年の節目。公害問題から半世紀が経ち、今や川崎市は産業・文化都市への歩みを進め人口も増えている。東京オリンピックパラリンピックを機に、恵まれた陸海空の交通アクセスをいかし変化を恐れず飛躍を遂げる年に」と抱負を述べた。
来賓の黒岩祐治知事は「今年羽田空港と川崎市が橋で結ばれる。環境先進都市、SDGs未来都市として世界をリードしてほしい」と期待。福田紀彦市長は「持続可能な経済・社会には、次世代への事業承継、起業による新ビジネスの創出、掛け合わせによる新たなイノベーションの3本柱が必要だ」と呼びかけた。(1月8日、KCCIホール)
■JAセレサ川崎
組合員ら約300人が出席。宮前区馬絹の花卉農家の正月飾りが会場に花を添えた。挨拶にたった原修一組合長は店舗再編や事業効率化に言及し「持続可能なJAセレサに。子年は繁栄の年。繁栄が継続できるよう取組む」と新年の抱負を述べた。(1月8日、JA本店ホール)
■中原区諸団体合同
区内で活動する各団体の関係者を前に、主催者代表で挨拶に立った中原区町内会連絡協議会の原富雄会長は「区の人口は26万人を超えた。新しい住民が増える中、住んで良かったと思える魅力ある街へ向け関係団体、行政の協力が必要」と地域の絆づくりを呼びかけた。永山実幸中原区長は昨年の台風19号に触れ「避難所運営、募金活動、ボランティアなど多くの方のご支援に感謝する」と述べ、2020東京大会の聖火リレーが区内を通ることを受け「区の魅力発信につなげたい」と話した。(1月9日、エポックなかはら)
■川崎市歯科医師会
会員ら約170人が出席する中、挨拶にたった山内典明会長は昨年の創立100周年に触れ「人生も100年時代を迎え、市の高齢化率は21%を超えた。糖尿病と歯周病の因果関係、認知症への影響などが解明されつつある中、口から健康寿命の延伸を考えることが我々の使命」と話した。
来賓で訪れた福田紀彦市長は「高齢化など将来を予測できるデータもある。その分析を歯科医療の供給体制にいかすなどし市民の健康を守るパートナーでいてほしい」と期待を込めた。(1月9日、ホテル精養軒)
![]() 挨拶にたつ福田市長(右)と山崎議長
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![]() 抱負を述べる草壁会頭
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![]() 挨拶にたつ原組合長
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![]() 鏡開きをする区内団体の関係者ら
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![]() 抱負を述べる山内会長
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