意見広告・議会報告
市政レポート 「等々力プール」復活へ前進 自民党川崎市議団 原 典之
過日2月13日のまちづくり委員会で、「等々力緑地屋内外プール設置に関する請願」が全会一致で採択されました。
中原区町内会連絡協議会(原富雄会長)はじめ、多数の町内会・子ども会連合会・各スポーツ団体など多くの皆様から、延べ1万2603名の署名が集まり、審議されました。私自身も幼少期から等々力プールで育った一人です。
署名は、ご自身もしくはお子さん・お孫さんが100円を手にワクワクしながら通った等々力プールの復活を願ってのものです。
それらの気持ちに十二分に応えるべく、当日、まちづくり委員会の委員として、平成27年をもって閉鎖された理由について質問し、行政側からは”老朽化”と”期間限定”、”平間児童プールと併せ約4200万円の赤字”が閉鎖の理由として示されました。
議員になって間もなく10年目を迎えます。この間、議会などにおいて様々な目線で川崎市に対し、等々力プール復活を訴えてまいりました。「老朽化による取り壊しは納得できるが、なぜ新たに作らないのか?」「市民アンケートを個人的に取ってみた結果、80%以上の方が新設に賛成しているが、行政はアンケートを取らないのか?」「民間企業は夏期以外の運営も考えているが、なぜ行政は何も考えずに閉鎖に踏み切ったのか?」「プールを使用しない期間でも、大災害時には防火水槽として機能を発揮できないのか?」など侃々諤々議論してきましたが、答弁は全て否定的なものでした。
しかしながら、今回行政が打ち出した取組方針では、等々力緑地再編整備に向けて、民間企業団体からの提案も参考に、学識者や地元代表者等で構成される委員会において、約1年かけ将来の等々力緑地を考えていくとしております。民間事業者からの様々な提案の中には「プールの設置」といった案も含まれています。プール単体で採算をとることではなく、緑地全体で様々な施設を運営することで、経費の縮減に繋げていくとありました。さらに、公園全体の魅力を高めることで市民サービスの向上や、(仮称)等々力大橋(R7年度完成予定)ができればシティセールスに寄与することもできます。
厳しい財政状況の川崎市は、これから如何にして稼ぐか、民間活力の導入も視野に方向転換を図らないと、少子化や超高齢社会を乗り越えることが出来ません。これからも、等々力緑地がわくわく、ドキドキする魅力的な公園となるよう様々な機会を通じて活動してまいります。
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12月13日