意見広告・議会報告
市政レポート いざという時に備えて 自民党川崎市議団 原 典之
去る3月11日、東日本大震災から9年が経ちました。未だ道半ばの復興に対しては、多くの震災同様に日本全体が絆を胸に一丸となって取り組んでいかなければなりません。当時、幼稚園・保育園の卒園式や小学校の入学式が無くなってしまった方々は、今回も中学校や高校の卒業式・入学式が規模縮小となってしまうこととなり無念でならないと思います。そんな思いをさせないためにも、3月11日の予算審査特別委員会において質問しました。
Q【1】.大規模災害発生時には、市内に同時多発火災が想定される。効果的な活動を発揮するには、より実践的な訓練が必要であり、解体前の建物を利用した訓練は非常に効果大。直近2年の訓練回数と来年度の訓練予定と、課題は?
A【1】.平成30年4月から令和2年3月まで、市内において7回行った。来年度は中原区で2カ所を予定している。訓練時の騒音と車両駐車スペースや建物管理面等が課題。管内巡回の機会を捉えて訓練建物の確保に努める。
Q【2】.消防行政の今後の課題と展望は?
A【2】.課題は、消防団員の確保と定数の充足、定年制延長に伴う若い消防隊員の維持確保、超高齢化に伴う、火災救急の予防対策。展望は、甚大な災害が起きた時の多数の救急事案に対応する体制の確立、特殊車両の専門的な部隊と機動中隊的なものの創設。
この度ご勇退された原悟志消防局長におかれては、多くの提案を採用いただき消防力向上に貢献いただきました。今後も、消防力向上に向けて、様々な角度から提案して参ります。
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12月13日