意見広告・議会報告
県政報告 ＧＩＧＡスクール構想ではなく、現実の｢学びの保障｣を 日本共産党神奈川県議会議員団 君嶋ちか子
休校が長引く中で、学校のオンライン化を進める声も強くなっています。今回のような事態に必要な場合もあります。また、ネットワーク基盤の整備自体は否定しません。問題は、整備後に予定されている｢ＧＩＧＡスクール構想｣です。この構想は経産省が｢未来の教室｣と持ち上げ、文科省は｢教師や教室にとらわれない学び｣と讃えています。また、産業界が一大ビジネスチャンスと待ちかまえています。でも、友人や教師と様々に関わりながら成長していくのが子どもたちです。また、生きる力や確かな学力を育てるのが情報活用能力とは思えません。私は議会でこの構想に反対しています。少人数学級の推進、校舎の整備、このような現実の｢学びの保障｣にこそお金を使うべきです。
コロナ休校を乗り越えて、笑いがあふれる教室を早く取り戻したいと思います。
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