小学4年以下の児童と母親がチームとなって参加する「川崎市親子ふれあいトスベースボール大会」が11月7日、瀬田球場(高津区)で行われ、中原区代表の下小田中第一武蔵野球部が初優勝を飾った。
各区の予選大会を勝ち抜いた市内16チームが集い、予選リーグと決勝トーナメントを争った。下小田中第一は予選リーグ3試合、トーナメント2試合を全て勝ち抜き圧倒的な強さを見せた。
キャプテンの青木悠真くん(大戸小4年)は「めっちゃ嬉しい。みんながヒットを打てて、みんなで勝った」と喜びを語った。母親で参加した三木僚子さん(42)は「足を引っ張らないよう必死だった。子どもと一緒にスポーツができる貴重な機会で本気になった。子どもたちがすごく応援してくれた」と試合を振り返った。勝因について、昨年から監督を務める高木俊康さんは「幼い頃から上手い子たちだったので、緊張しても最大限の力を発揮できるように打順とポジションを考えた。当日はリラックスした雰囲気づくりに努めた」と話した。
トスベースボールとは、野球を誰でも気軽に楽しめるよう考案されたスポーツ。ルールは野球に酷似しているが、投手の代わりにトスマシンから緩やかに発射されるボールを打ち合う。1チーム10人で、攻撃は1イニング10人。全員が打撃を行い、全てのプレーが終了した時点でアウト数に関係なく攻守交代する。規定によるが、通常2〜3イニングまで打ち合い勝敗を決める。
副キャプテンの緒方琉二くんはその魅力を「たくさん打てるところが楽しい。初心者でもけっこう飛ばせるから、小さい子もできると思う」と話す。同部では体験入部を随時受付けている。市学童野球連盟のHPは【URL】https://kawasakijbl.wixsite.com/kjbl
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