中原区文化協会(内海陽雪会長)は平間中学校に7日、東住吉小学校に14日、生け花をそれぞれ3点ずつ寄贈した。年内まで最終学年の各教室に飾られる予定。
寄贈は同会から申し出たもの。今年度は新型コロナの影響で多くの行事が中止・縮小を余儀なくされたことを受け、内海会長が「学校で過ごす最後の年なのにきっと思い出作りが難しかった。思い出を1つ増やすことに協力したい」と発案。同会の華道家に呼びかけ、寄贈が実現した。平間中の花を生けた古家賀苑さんは「ガーベラの花言葉は『希望』。学生さんにぴったりだと思って選んだ」、東住吉小で手掛けた伊藤紅華さんは「小学生が楽しめるようとびきり華やかに。幸せを運んでほしいと思いを込めた」とこだわりを話す。
平間中の木村唯さん(3年)は「いい香りで癒される。今年の学校行事は中止などで少しさみしかったので、華やかなものを頂けてうれしい」と感謝を述べた。また、東住吉小の出口花帆さん(6年)は「ピンク色の花がお気に入り。クラスのみんなできちんと管理して、長持ちさせたい」と笑顔で話した。
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