モトスミ・オズ通り商店街振興組合の理事がこのほど選任され、シリウス犬猫病院の岩佐保宏さん(34)が理事長に就任した。「商店街に加盟していることが、店舗にとって利益になったと実感してもらえるよう取り組んでいきたい」と意気ごみを見せる。
岩佐さんは同動物病院を開院した4年前から商店街に理事として携わってきた。近年は、年内最大イベントの「オズフェスタ」で実行委員長を務めた。昨年は理事長として「Facebook」や「インスタグラム」が広く活用されるよう力を入れた。加盟店だけの連絡網を、「LINE」のグループで作ったのは新たな試みだ。「コロナの影響で、強制的にでもWEBとの親和性を高める必要があった。今後は積極的にITを駆使して、加盟店の全店が情報共有でき、お客様にも発信していけるようSNSに力を入れていきたい」と岩佐さん。
個店の魅力を積極的に発信
世田谷区出身の岩佐さんは、子どもの頃から動物が好きで、動物と関わる仕事に就くのが夢だったという。獣医になり、物件を探していたところ元住吉の街に出会った。「当初は他のエリアで探していたけれど、実際に元住吉の駅に降りてみて良い街だなと思った」と振り返る。それから4年。自身の店舗に関する認識も変わってきた。「個性が出せるのはチェーン店より個人店。魅力的な店が集まれば、おのずと賑わうと考えている。今後は加盟店それぞれが魅力を発信しファンを増やせるよう、商店街として積極的に手伝いたい」と展望を話した。
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