意見広告・議会報告
市政レポートNo.103 団員数を充実させ、実践的な消防訓練を 議会運営委員会委員長 原 典之
昭和20年代には全国に200万人以上いた消防団員ですが、現在は90万人を割り込んでいる状況です。日本の人口は当時の約8000万人から1億2500万人と1・5倍に増えた一方、消防団員は半減以下になっていることを受け、川崎市でも団員確保のために、
◇消防団員処遇改善
◇学生消防団員活動認証制度
◇消防団応援事業所制度
◇機能別消防団員
等、様々な対策が講じられています。しかしながら、毎年十数名ずつ減ってきており、現在は市全体の定数1345名に対し1092名(中原区は同249名に対し210名 ※4/1現在)となっております。
東日本大震災や東日本台風で私たちが体験したように、災害は待ってはくれません。8年前、旧日石社宅跡地(小杉町)の建物を解体する際に事業者の協力を仰ぎ災害時救出訓練を消防隊・消防団でおこなってはどうかと、議会に提案いたしました。それが実現して以降、毎年あらゆる場所で同様の訓練が行われております。今回は旧総合自治会館で行われ、実践的で有意義な内容でした。同会館はアスベスト含有の建築物のため限られた訓練ではありましたが、アスベスト撤去後に工期に余裕があれば再度の実施に向け調整していくとのことでした。加えて、今秋以降には日本医科大学病院の解体も始まりますので、その際にも立体的訓練が期待されます。
今後も、いざという時に備えて、出来ることは出来る限り実施できるような体制づくりを、消防団員として、議員として取り組んで参ります。
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12月13日