バスケットボール男子・Bリーグ王者を決める先月のチャンピオンシップ(CS)をベスト4で終えた川崎ブレイブサンダース。ホームの川崎市とどろきアリーナで今月5日、感染対策のもとファン感謝祭を開催し、1426人の参加者と交流を深めた。
当日は「大運動会」と称し、選手やコーチらが2チームに分かれて「三輪車リレー」や「目隠しフリースロー対決」など5種目で対戦。ユーモアを交えた真剣勝負に、会場は終始盛り上がりをみせていた。終盤には今季限りで退団する青木保憲選手、大塚裕土選手らがあいさつし、辻直人選手のビデオメッセージが大型ビジョンに映し出された。佐藤賢次ヘッドコーチ(HC)は「最高のチームだった」と今季を振り返り、「皆さんと共に成長し、強くなってきた。来シーズンはまた新しいチームとして皆さんと一緒に強くなっていく」と、ファンに向けて感謝と決意を表した。
平塚市から訪れた萩原未央さん(31)は「選手たちの和気あいあいとした姿を見るのは楽しかった。試合中も声を出せない大変なシーズンで、最後は悔しい結果だったけれど、締めは笑顔で終われてよかった」とすがすがしい表情をみせた。
市長へ成果報告
3日には、元沢伸夫社長と佐藤HC、主将の篠山竜青選手が市庁舎を訪問。福田紀彦市長に天皇杯優勝など1年間の成果を報告した。
篠山選手は「コロナの中、川崎の皆さんと諦めずに戦い抜けたのは自信になる。感謝したい」と強調。福田市長は「前を向いて次に突き進む戦いぶりがすばらしかった」と語った。
![]() 3日に市庁舎を訪れた元沢社長(右)ら一同
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