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地球、食材、身体に優しい 植物由来100%の実現めざす (株)ユニオン産業
竹、麦芽、珈琲、月桃、卵の殻…、不要になった自然由来の原料を50%以上配合させ、20年前から循環型バイオプラスチック製品を手掛ける(株)ユニオン産業。弁当箱やマグカップ、箸、食品トレーなど、地球にも食材にも身体にも優しい素材の商品だ。カビの発生を抑え、抗ウイルスや大腸菌O157の抗菌など多くの試験をクリア。焼却時の有害なダイオキシンやCO2を削減する。
この環境に優しい事業が評価され、珈琲チェーンや大手ビール会社、寺院、全国の自治体などとも連携。今年5月には、ヨーロッパなど先進国の基準に近づけようと、植物由来100%のコップを試作。食洗器に耐えうる強度などを開発し、商品化をめざす。
森川社長は「温暖化や豪雨など異常気象が起こる中、子どもたちが安心して暮らせる将来の役に立てたら」と話す。
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12月13日