任期満了に伴う川崎市長選挙(10月10日告示、24日投開票)で、現職の福田紀彦氏が6月23日、3選を目指して立候補する意思を表明した。無所属で出馬し、政党推薦は受けない方針。マニフェスト(選挙公約)の発表時期は未定としている。
同市長選への出馬を表明したのは、福田氏が初めて。福田氏は市議会最終日に発言の場を求め「私は次期、川崎市長選挙に改めて挑戦すべく決意を固めた」と表明。希望する市民に対する早期のワクチン接種、コロナ後を見据えた市民生活や地域経済への対応に力を注ぐ決意を示した。その上で「これからの4年は、50年に一度の大転換のはじまり。川崎市の第二創業ともいうべき時期になると考える。これまで以上に既存の形にとらわれない発想と行動を起こしていくべく、私自身も進化する」と語った。
共産党、候補擁立へ
出馬表明を受け、共産党は独自候補者を擁立する構えを見せている。党関係者によると、7月上旬にも発表する予定という。一方、自民党、立憲民主党、公明党は態度を保留。今後、市長選に向けた協議を行う考えを示している。
(6月28日起稿)
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