東京パラリンピック(パラ五輪)の聖火の「採火式」に向け、中原区は区民から代表選手に向けた応援メッセージなどを募集している。集まったメッセージはパネルにまとめ、8月中旬に区内で行う採火式で展示。公共施設などで7月20日まで受け付けている。
日本国内の各自治体とパラ五輪の発祥地・イギリスで採った火を東京都に集めてひとつの「聖火」とするパラ五輪。川崎市内では、7区それぞれが独自の採火式を執り行い、8月14日(土)に等々力緑地で行われる市の聖火フェスティバルに各区の火を集め、「かわさきの火」とする。かわさきの火は翌日、県の集火・出立式に持参する。
中原区の採火式は、区企画課が中心となって実施する。新型コロナウイルス感染拡大防止のため区民の観覧は断念したが、応援メッセージを募集する形で区民の参加機会とした。
募集するのはパラ五輪代表内定選手か、身近で頑張っている人に向けたメッセージ。区担当者は「一人でも多くの区民に関わってもらうことで機運を高めたい」と話す。
15センチメートル四方の折り紙に記入し、区役所や市民館、各こども文化センターなどにある回収ボックスに投函するか、期日までに区役所へ郵送する。折り紙でつくった作品も可。
集まったメッセージと作品は、高さ2・4メートル×幅5・4メートルのパネルに貼り付け、採火式で展示。パネルの中央には、区の花・パンジーや区の木・モモ、火をモチーフとしたイラストも描かれる。区内在住のアーティスト・絵描き屋みかんさんのデザイン。パネルは後日、区民が見られるよう区内に設置する予定。
後日動画で配信
採火式の日時と場所は非公開。式典の映像は後日、動画配信サイト・ユーチューブの区公式チャンネルで公開する。
採火式には区内在住のパラアスリートや、かわさきスポーツパートナーの選手、スポーツ推進委員も参加する予定。
中原区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|