旧イマイ通り商店会(今井南町)が維持管理していた約40基の街路灯が、今年度中に撤去されることが決まった。商店会が6年前に事実上の解散となってからも放置されたままで、老朽化の進行に旧会員らが苦慮していたことを受け、隣接する法政通り商店街が撤去を引き受けた。費用を賄うため町内会や旧会員、近隣店舗などに寄付を募っている。
今井南町にあったイマイ通り商店会。1980年代には120店を超える商店が加盟していたが年々減少し、最後は5店ほどになっていたという。当時の会員は「街路灯の維持管理費を支払うためだけの商店会になっていた」と吐露。6年前に灯りを消したと同時に会費の徴収を止め、商店会は事実上の解散に。川崎市は商店街の所有物として解散前の撤去を勧めているが、費用が不足。落下を懸念し、会員が水銀灯部分だけを自力で取り外したという。
街路灯は設置から50年以上経っていると見られ、老朽化や犬猫の糞尿により腐食が進んでいる。倒壊の危険があることから、隣接する法政通り商店街(西澤和夫理事長)が主体となって撤去へ。同商店街で費用を一部負担するほか、8月から旧会員や町内会などに寄付を募っている。川島邦博副理事長は「事故が起こってからでは遅い。隣の商店街として、早めに対処したい」と話す。
寄付を決めた今井南町自治会の稲葉茂樹会長は「町内にある街路灯なので、本来我々が率先してやるべき。商店街が動いてくれるということで町会として支援しないわけにはいかない」と話す。
市「方法認め難い」
今回の工事では、道路上に出ている部分だけを切断し、表面を埋める方法をとるという。だが、市道路占用規則では公道の原状復帰が定められている。市担当者は「撤去を目指して動いているのは把握しているが、地中に支柱の一部が残る状態は認め難い」と話す。
支柱を全撤去する場合は工事費の半額を市の補助金で賄えるが、それでも数百万円に上る。一方、切断する方法だと補助金は下りないが、100万円以内で済む。川島副理事長は「老朽化が進んでおり対応が急務。全撤去の余裕はないが、何とか危険を回避したい」と話す。寄付は同商店街のレディースファッションアラセで募っている。
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