意見広告・議会報告
市政レポートNo.106 更なるコロナウイルス対策を―今と未来、両方を見つめて― 議会運営委員会委員長 原 典之
新型コロナウイルスの陽性者数がこの第5波で激増し、東京都だけでなく神奈川県でも猛威を振るっております。川崎市は常に状況に鑑みながら、あらゆる施策を打ち出しております。
先週には、新型コロナウイルス感染症・自宅療養者の医療支援体制の強化、妊娠中の方への新型コロナワクチン接種の促進に向けた取組実施等が発表され、加えて台風の影響を想定して柔軟に接種予約日の振替を可能とするため代替日を設ける事となりました。また、地域の医療機関における個別接種や巡回接種、大規模接種会場のほか、集団接種では新たに川崎市役所第4庁舎を接種会場として開設し、予約受付が始まりました。更に、楽天グループ株式会社の本社ビル(二子玉川)にて、川崎市民を対象とした接種も始まりました。
希望する全ての方に、早急なワクチン接種を加速度的に推し進めて参ります。また、激増する陽性者のケアについては、災害時と捉えて官民施設問わず、あらゆる対策を打ちながら、救える命を全て救う気持ちで臨んで参ります。
また、今定例会において、追加議案として「川崎市立看護大学設置条例」等が提出される予定です。本議案が可決されれば、本市でも看護系4年制大学が実現することになります。本市職員を講師として地域包括ケアシステムや社会保障制度等に関する実践的な授業、地域で実際にボランティア活動等を実施するサービスラーニング論の設置に加え、地域の方に模擬患者としてのボランティアを募り、勉学と交流等、地域に根差した学校運営をし、将来川崎市でお勤めしていただくように様々な奨学金制度を導入する予定です。
本市に看護師が多く確保できることは通常医療のみならず、まさに現在の災害時や、人的医療資源として将来にも期待できます。今行うべき施策と将来に備えた対策について、しっかり議論を重ねて実行して参ります。
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