バレーボールのVリーグがきょう10月15日に開幕。V1女子・NECレッドロケッツはあす16日に、川崎市とどろきアリーナで開幕戦を迎える。主将の山内美咲選手(26)が6日、本紙のオンライン取材で今季の意気込みを語った。
♢ ♢ ♢
Vリーグで過去6度の優勝を誇る同チームだが、昨季の成績は3位。今季も「攻めて勝つ」チームスタイルで、日本一奪還を目指す。山内選手は「どのポジションからでも決定打を生み出せる『全員バレー』にこだわりたい」と語る。
今年は、島村選手ら3人が東京オリンピックの日本代表メンバーとしてチームを離れていた時期も。山内選手は「その間、他のメンバーでしっかり土台をつくれた。そこに世界で戦った3人や外国人選手の加入もあり、よりパワーアップした」と手応えを見せる。
今季も新型コロナ感染症拡大防止のため、試合会場では入場制限が続く。それでも、「会場にサポーターがいてくれるだけで、選手のパフォーマンスは上がる。苦しいとき、ハリセンの音が後押しになる」と語る。
「地域の力」活力に
今年はリブランディングの年として、エンブレムの刷新のほか、地域活動もより一層活発になった同チーム。地域での美化活動や子どもたちとのオンライン交流会に参加した山内選手は、「地域の皆さんに応援してもらえていることを実感した。『365日身近に感じられるチーム』がテーマの一つ。競技に興味がなかった人も私たちをきっかけに観戦してもらえれば」と笑顔。
最後に、「地域の皆さんの応援が力になっている。私たちも、バレーボールを通して人と人のつながりや夢をもたらしたい。今年も応援お願いします」と地域一丸で臨む姿勢を見せた。
中原区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|