川崎生まれの新種の唐辛子「香辛子」を使ったのりが誕生した。かわさきSDGsゴールドパートナーの海苔問屋高喜商店(木月)と加工・飲食業の美遊JAPAN(川崎区)、NPO法人studioFLAT(幸区)が連携して開発。今月から高喜商店で販売している。
今年、創業120年を迎えた高喜商店の周年事業の一環。市のパートナーとしてのネットワークを生かし、同社が2者に声掛けして実現した。
神奈川県ののりに、粒状にした香辛子を吹き付けたことによる華やかな見た目が特長。このドライ粉末化に美遊JAPANが協力した。
売上げを還元
一方、商品のパッケージデザインは、知的障害のある人たちのアート活動を支えるstudioFLATが担当。リサイクル可能な缶を採用し、パッケージの絵は缶から取り外してしおりやメッセージカードとして楽しめる工夫を施した。売上げの一部は同法人に還元。活動を支援するとともに、持続可能な社会を目指すプロジェクトにもなっている。
高喜商店の高田久代表取締役は「かわさきSDGsゴールドパートナーのつながりで、思いの詰まったものができた。フルーティーで辛みが少ない香辛子のフレーバーとのりを融合させた商品になった」と話した。
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