指導を仰ぐ両親、11歳離れた姉・和夏葉さん含め、一家全員が卓球選手。0歳でラケットを握り、3歳の頃から毎日練習。姉が出場する全国大会に付いていき、常にレベルの高い環境に身を置いてきた。努力家で、毎日学校帰りに3〜4時間は練習する。「卓球はいつもそこにあるもの。練習がつらいとか考えたこともない」と笑顔を浮かべる。
4歳で大会に出場。昨年5月に開催された「全農杯2021年全日本卓球選手権大会」の県予選・バンビの部(小2以下)では1年生ながら3位に入り、初の全国大会へ。予選リーグを1位で通過したことで、U-7(7歳以下)の合宿への参加資格を得た。2年生になった今月、北九州市で行われたナショナルチームの選考会へ。結果は3位で、代表入りできる2位以内には惜しくも届かなかった。
合宿や選考会では全国から集まった選手たちとも交流。「道で転んだときに、みんなが優しくしてくれた」とはにかむ。
「負けて悔しかった気持ちを忘れないために」と全農杯で3位になったときの不満顔の写真を携える。あす4月30日からは、シングルの全国大会の神奈川県予選が始まる。バンビの部では最上級生になった。「ここをしっかりと通過して、夏の全国大会では1番になりたい」
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