川崎市は、国の要領に基づいて行われた市内のホームレスの実態に関する調査について4月26日、結果を公表した。市内のホームレス数は161人で、昨年の182人から21人減少。2018年の300人から約半数になった。
都市公園、河川、道路、駅舎その他の施設を故なく起居の場所とし、日常生活を営んでいる者が対象。巡回による目視調査。
ホームレス減少の要因に市保健福祉局生活保護・自立支援室はホームレスの高齢化を理由に挙げた。「体力的に路上生活が厳しいホームレスが増えてきており、健康に不安を抱えているホームレスの声もある。今後も高齢化が続けば、減少傾向が続くのではないか」と話した。
条例が施行
市はホームレスの収入源であったアルミ缶の持ち去りを禁止する条例を今年4月から施行した。市は、チラシの配布や声掛けでホームレスに呼びかけを実施。当面の間、様子を見る方針。
中原区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|