意見広告・議会報告
市政レポートNo.114 防火水槽を活用して放水訓練 川崎市議会議員大都市税財政制度調査特別委員会委員長原 典之
観測史上最も早い梅雨明けが宣言された前日(6/26)に、西明寺参道入口付近にある防火水槽を活用した訓練を中原消防団中原分団で行いました。地元町内会の方々も見学に来られました。
通常の災害対応は、水道管に接続している消火栓を使いますが、大規模災害時は消火栓が使えなくなる事も想定されます。消火栓を補完する意味でも防火水槽の役割は大きく、いざという時は非常に有効な存在です。
私は昨年12月議会で、市内防火水槽について質問しており、内容は以下の通りです。
原―本市防火水槽の設置数、充足率、耐震化の状況、耐震化されていない当施設を含め今後の整備計画は?
答弁―令和3年4月現在、設置数560基、充足率96・5%、耐震化率51・4%。適切な用地確保に努めながら既存防火水槽の劣化調査を行い、耐震防火水槽の充実を図っていく。
原―充足率96・5%の残りの3・5%は市境であり相互協定を結んでいることから、充足率については理解ができたが、この中には学校プールも入っている。今後、市内学校プールの効率的な運用、整備の推進に伴いプールが減ってくることも想定されるが、仮にプールが全て使用不能になった場合の充足率は?
答弁―市内180カ所のプールが仮に使用不能となると、5・9%下がり90・6%になる。
意見要望で、防火水槽の確認訓練と使用訓練を消防局から消防団長会議に提案してほしいと要望した結果、市内消防団の方々が現在それぞれ取り組んでいただいています。今後は学校プールについても、屋上のプールはどのような作業が求められるのかが課題の一つです。災害対策ではあらゆる想定の上で、出来ることは全て取り組んでいきたいと思います。
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12月13日