区内在住の洋画家・垣内宣子さんが、コロナ禍の夏に「絵でリゾート気分を味わってほしい」と、さわやかな作品を紹介してくれた。
「エーゲ海に浮かぶ白い宝石」と称されるミコノス島は、世界有数のリゾート地。青空と海、白で統一された街並みが美しい。垣内さんは「想像の翼を広げて、少しでも明るい気持ちになってもらえたら」と話す。
今年の春には東京都美術館で「第60回記念大調和展」が開催され、第4回から50年以上出品してきた垣内さんは武者小路実篤が立ち上げた大調和会の代表として展覧会を成功に導いた。3年ぶりに開催が決まり、8月から予選が始まる「チェコ音楽コンクール2022」には、メインビジュアルに2つの作品を提供。チェコ共和国駐在日本大使館内で開かれる11月の表彰式と演奏会にも招待されている。
秋には70周年を迎える新城小にも作品の提供を予定しているほか、10月の中原区文化祭にも出品するなど、この夏も精力的に作品を描き続けている。「画家として多くの人に作品を見てもらえるのは幸せなこと。描くことも、生きることも楽しまなくてはね」と笑顔を浮かべた。
![]() 取材に応じた垣内さん
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