意見広告・議会報告
県政報告Vol.20 要望が実現!市立井田病院、「災害拠点病院」指定決定へ 防災警察常任委員会委員長 川本 学
令和元年東日本台風(台風19号)において、私たちの地元中原区は甚大な被害を被りました。それ以降、安心安全な河川をめざし、政府などに要望を重ね、改修工事などが急ピッチで進められております。
中原区には、災害発生時に災害医療を担う「災害拠点病院」に指定されている医療機関は、関東労災病院と日本医科大学武蔵小杉病院の2施設あります。当時、多摩川の堤防決壊は避けられたものの、もし決壊が起こり、あの大量の雨水が街に流入した場合、浸水想定区域に立地しているいずれの医療機関とも機能が果たせない状況になると見込まれます。
それを踏まえ私は、洪水や浸水、土砂災害警戒区域外の高台に立地している「川崎市立井田病院」を災害拠点病院に指定するよう、県議会本会議などで提言・要望してまいりました。こうした訴えが実り、このほど井田病院が神奈川県から「災害拠点病院」に指定されることが決定いたしました。
これにより、地元被災地の重症者や傷病者らを受け入れるなどの役割を担う医療機関となり、災害時に増える重篤な救急患者の救命医療を行う高度な診療機能を有することになります。また、被災地から被災者の受け入れなどを行うほか、災害派遣医療チーム(DMAT)を派遣するなどの役割も果たします。
引き続き、安心で安全なまちづくりに向け、実行してまいります。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
<PR>
12月13日