神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2022年12月2日 エリアトップへ

テレビドラマ「帰らないおじさん」の原作となったマンガの作者 西村 マリコさん(本名:西村茉理子) 今井南町在住 24歳

公開:2022年12月2日

  • X
  • LINE
  • hatena

マンガは生きる証

 ○…今秋、テレビドラマ化されたマンガ『帰らないおじさん』。大学4年生だった2020年9月から雑誌イブニングで連載をはじめ翌年の6月に終了となったが、働き方改革によって行き場をなくした中年サラリーマンの実態をコミカルに描いた内容がテレビ局の目に留まった。「もう驚きでしかないです。女子大生の私におじさんが上手く描けているか戸惑いがあって、紳士ですが、おちゃめな行動をする父をモデルにさせてもらいました」と微笑む。

 ○…絵を描くこととマンガが好きで、美術系の高校に進学。1年生の夏休みに60ページの読み切りマンガを描き上げ出版社へ持ち込んだ。雑誌掲載は叶わなかったが、担当編集者が付きアドバイスがもらえるように。以来、マンガ漬けの日々。厳しい意見に落ち込むこともしばしば。「才能がないのかな。やめようかなと思っても、気づいたら描き続けてる」とマンガへの情熱を灯し続けている。最近ではSNSに1ページマンガを投稿するのが日課。「描き続けることが今につながっている。日々感じたことを描くマンガは生きる証になっている」

 ○…3姉妹の真ん中で、どこへでも一人で行ってしまうような行動的な子どもだった。小1から絵画教室に通い始めるが、水泳や卓球、少林寺拳法も習う活発な一面も。愛してやまないマンガは「ワンピース」。耳の穴や目の描き方をまねているという。

 ○…現在はドラマを機に始まった続編の「帰ってきた帰らないおじさん」を連載中。会社勤めをしながら、通勤時間にアイデアを考え、休日に机に向かう。「今はおじさんが周りにいて、社会経験もして思ったことをマンガにできるのがやりがい。読者が笑顔になる作品を描きたい」

中原区版の人物風土記最新6

奥山 明美さん

10月5日に武蔵小杉で行われるハンドメイド作家のイベントを主催する

奥山 明美さん

東京都在住 42歳

10月4日

安西 学さん

来年3月に公演する「なかはらミュージカル」の実行委員長に就任した

安西 学さん

上丸子山王町在住 53歳

9月27日

坂本 純さん

日本オストミー協会川崎市支部の支部長として、10月に落語鑑賞会を企画する

坂本 純さん

川崎区在住 67歳

9月20日

濱野 怜さん

慶応大学法科大学院に通いながらボランティア団体「CoE」代表を務める

濱野 怜さん

幸区在住 24歳

9月13日

舩山 範雄さん

(公財)川崎市国際交流協会の会長に就任した

舩山 範雄さん

木月祗園町在勤 67歳

9月6日

滝沢 典之さん

川崎中小企業診断士会の理事長に就任した

滝沢 典之さん

幸区在住 66歳

8月23日

株式会社大山組

武蔵小杉エリアで78年。お任せください!新築賃貸マンション建設のコト!

https://www.ohyamagumi.co.jp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 10月4日0:00更新

  • 9月27日0:00更新

  • 8月30日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年10月4日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook