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公開日:2023.01.27

川崎市
3季ぶりインフル流行
小中7校では学級閉鎖

  • 市内の流行状況(川崎市感染症情報発信システムホームページより抜粋)

 インフルエンザが川崎市でも流行し始めた。市は19日までに小中7校の8クラスで学級閉鎖、1学年で学年閉鎖をしたと発表。2019〜20年シーズン以来3季ぶりの流行期で、市は「集団生活の場で感染が広がっている可能性がある」と注意を呼び掛けている。

 市によると、今季のインフルエンザの発症状況は、昨年10月頃から報告数が増加。12月12〜18日の1週間で1医療機関当たりのインフル患者報告数が1・64人となり、流行開始の目安である1・00人を超え、3季ぶりに流行期に入った。今年に入ってからは1月2〜8日(第1週)の1週間で3・95人、翌週の9〜15日(第2週)は6・66人でほぼ倍増。患者報告数は406人で区別では、川崎区126人、幸区16人、中原区21人、高津区113人、宮前区51人、多摩区57人、麻生区22人となっている。

 感染者の年齢別の割合を見ると、第2週で、5〜9歳が26・1%と最も多く、15歳未満が58・4%と全体の半数以上を占めている。市では、小・中学校や保育園など集団生活の場で感性拡大の可能性があると警戒している。

 市健康安全研究所の三崎貴子企画調整部長は「コロナ前よりも患者数は少ないが、今年に入り急激に増えているという印象。インフルエンザは子どもから感染が広がるケースが多い。これからの流行拡大に注意が必要」と分析している。

 また、予防対策としては「手洗いうがい、マスクの着用、なるべく人混みへの外出は避けるようにしましょう。もしお子さんの体調が悪くなった場合は、無理をせず自宅などで安静にしてほしい」と呼びかけている。

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