川崎フロンターレの銭湯の利用促進企画『いっしょにおフロんた〜れ』が2月26日に行われる。昨年に引き続き、川崎浴場組合連合会に加え大田浴場連合会が協力し、映画『湯道』とコラボしたイベントで盛り上げる。多摩川を越え、「銭湯特区」を標榜する大田区の銭湯に広がる同企画。同浴場連合会を構成する蒲田公衆浴場商業協同組合の小林千加史組合長がさらなる地域活性に向けた期待を熱く語った。
大田浴場連合会が初めて協力した昨年は、ムード歌謡グループの「純烈」を絡めたスタンプラリーを開催。銭湯マニア、フロンターレサポーター、熱心な純烈ファンの心をくすぐり、同クラブ関係者によると経済効果は2千万円ほどだったという。「半端ない効果。僕が関わったイベントの中ではベスト5に入る」。小林さんは笑顔を見せる。
大田区浴場組合は2013年、大田区と川崎市が締結した産業連携協定に関する基本協定に基づき、大田区・川崎市・大田浴場連合会・川崎浴場組合連合会の4者で「大田区・川崎市浴場連携事業実行委員会」を設立。両自治体にある公衆浴場を回遊してもらえるようなイベントを随時実施している。小林さんによると、フロンターレサポーターは多摩川を挟んだ大田区にも少なくない。「いつか川崎フロンターレと一緒にコラボしたい」が目標だった。フロンターレが優勝した時にシャーレの代わりに桶を掲げたのを見て「ジェラシーを感じた」ほどだ。
昨年のコラボの中で同クラブが地域を盛り上げるために、本気になって突き抜ける取り組みに共感を覚え「ビジネスファンになった」という小林さん。中でもフロンターレの名物仕掛人として知られる天野春果さんに親近感を覚えた。「企画を押し通す力、巻き込む力は勉強にもなった」という。
26(フロ)周年で優勝できなかったことは残念としながら、また一緒に盛り上げられる喜びを嚙みしめている。「今年もフロンターレで銭湯企画が楽しめる。ワクワクする」。小林さんのもとには、そんな声が聞こえている。
2月26日タオルプレゼント
2月26日の『いっしょにおフロんた〜れ』は川崎市内の浴場組合連合会加盟銭湯と大田区内の浴場連合会加盟銭湯で、入浴した中学生以上に「いっしょにおフロんた〜れタオル」を、各銭湯で先着100人にプレゼントする。
キャンペーンに参加する店舗は、ウェブサイトで確認できる。川 崎 浴 場 組 合 連 合 会 = http://kawasaki1010.com/map.html 大田浴場連合会= http://ota1010.com/
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