川崎市平和館(木月住吉町)屋内広場で6月23日(金)、第3回「平和の願い」が開催される。2回公演で、第1部は午後3時、第2部は6時30分から。入場無料。各回先着250人。予約不要。
神奈川県を中心に活動する琉球芸能団体「新風(みーかじ)」(久保田清美代表=人物風土記で紹介)主催。川崎市平和館、川崎沖縄県人会などが後援している。唄・三線や箏、笛など、さまざまな琉球芸能に携わる演奏者が集まる。琉球舞踊やエイサーなども披露される。演目は「かぎやで風」「浜千鳥」ほか。
沖縄県では、毎年6月23日を沖縄戦での犠牲者の霊を慰め、世界の恒久平和を願う「慰霊の日」と定めている。沖縄全戦没者追悼式が行われ、正午から1分間の黙祷が捧げられる。久保田代表は「沖縄の『慰霊の日』を多くの人に知ってもらい、平和を願いながら、琉球芸能を楽しんでもらえれば」と思いを語る。
平和をテーマに2人が講話を行う。1人は沖縄戦がどのように進行していったかを説明しながら、戦争の悲惨さを話す。2人目は親から伝え聞いた戦争体験を語る。
みーかじは沖縄の方言で新しい風の意味。琉球芸能を川崎でも普及させ、新しい風を吹かせたいと名付けた。会場内はマスク着用を呼び掛ける。(問)新風事務局【携帯電話】090・3546・7822
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