障害者の就労支援に取り組むダンウェイ(株)(高橋陽子代表/新城)と(株)コネクトアラウンドが業務提携し進めている水耕栽培事業を、新城小学校6年生の教員が9月5日に取材に訪れた。
レタスなど野菜の生産から出荷までの農作業を室内で行い、商品化し店頭販売も行っているのは、今年2月に商店街内に開店した「FUN EAT MAKERS」。この一連の作業を、重度の知的障害者でも自立して取り組むためのノウハウの構築を目指す両社の責任者らが教員に現状を伝えた。同店工場長の梶原隆太郎さんは「夏祭りもあり、徐々に地域の方に認識してもらい売上も伸びてきた。いずれはノウハウを企業に提供し障害者雇用率の改善につなげたい」と説明。ダンウェイの大木良一さんは「障害者だけでなく多様な人が収入確保につなげられれば」と思いを込めた。
取材の様子を動画に収めた新城小6年学年主任の下澤文子教諭は「SDGsの総合学習として相応しい。身近なまちの先進的な取り組みを児童に伝えたい」と話した。
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