全国438人のエントリーから日本一の子ども動画クリエイターを決める全国小中学生動画コンテストの最終審査が11月11日に日本科学館(東京都)で開催され、中村咲さん(小杉小5年)の作品が優秀賞に選ばれた。主催は子ども向け動画制作スクールを運営するFULMA(株)。
ファイナリスト10人に名を連ね、3番目にプレゼンと動画を発表した中村さん。約3分にまとめた動画は、イラストで描いた自作キャラクターが敵と闘いながら試練を乗り越えるロールプレイングゲーム風の物語。1秒の場面に20分以上掛けて描いたシーンもある綿密さで、審査員からは作り込まれた世界観やストーリーが評価され、「作品から情熱が伝わる」と絶賛された。優秀賞に加え、副賞として液晶ペンタブレットが進呈されるワコム賞もダブルで受賞。「お風呂でスピーチの練習をした。本番は緊張したけど作品が認められて嬉しい」と喜んだ。
憧れの人とも交流
実は今回最優秀賞を受賞した中学生は昔から憧れの存在。中村さんは「並んで受賞できて最高だった」とはにかむ。すでに次の構想も進行中で「みんなから続きが見たいと言われたので、今度はもっとクオリティーを上げた続編で挑戦したい」と来年を見据えた。
中原区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|