市は甚大な被害をもたらした能登半島地震の被災地支援を続けている（１月30日正午起稿）。
消防庁長官の指示を受け、消防航空隊１隊（そよかぜ２）７人を17日に派遣（４回目）。19日に石川県珠洲市の高齢者施設から要介護者２人を金沢市内へ搬送したほか、輪島市内で活動する消防隊員の輸送任務を遂行し、20日に東京ヘリポートへ帰隊した。
下水道施設の早期復旧を支援するため、８日から石川県志賀町で活動を行っていた市職員の派遣先を、20日から輪島市に変更。マンホールや水道管などに異常がないかを調査している。
ＤＭＡＴ隊出動
神奈川ＤＭＡＴ（災害派遣医療チーム）として、市立多摩病院（多摩区）と市立川崎病院（川崎区）からＤＭＡＴ隊を派遣すると19日に発表。川崎病院からＤＭＡＴロジスティックチームも派遣される予定だという。同チームは、石川県保健医療福祉調整本部（石川県庁）を支援する。
（公社）日本水道協会からの協力要請を受け15日から派遣されていた水道施設の応急復旧隊は21日で一旦活動を終了。28日から新たに石川県志賀町に派遣された。
市職員５人のほか、協力事業者として（一社）川崎建設業協会（川崎区）から６人が現地で活動している。活動内容は送・配水管、給水管の修繕及び取り替え。ユニック車、ダンプ車、油圧ショベルなどの必要な機材を持ち込み、現地で指示を受けた応急復旧場所で活動を続けている。
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