意見広告・議会報告
市政レポートNo.10 川崎市の救急出場について みらい川崎市議会議員団 高橋みさと
先の健康福祉委員会で、川崎市の救急出場の状況が報告されました。
令和4年の救急隊の救急出場件数は、コロナ以前の増加率を上回り、過去最多の8万4776件となりました。8月には、第二救急隊(臨時の救急隊)を含めて、全ての救急隊が出場し、以降の救急要請に対して直ちに出場できない状況が初めて発生しました。
また、現場への平均到着時間は、初めて10分を超え、10・2分となりました。心配停止後10分以内に救命処置が開始されることが重要とされており、川崎市の目標値は8・4分ですが、大幅に上回っています。
各区の救急件数や現場到着時間を比較すると、救急出場件数は、川崎区が最も多いものの、1隊平均件数は中原区と高津区が4千件以上と圧倒的に多い状況にあります。現場到着時間も10分40秒を超え、他区よりも30秒以上長くかかっています。特に、昼間の現場到着に時間を要しています。中原区・高津区は現在の救急隊配置数では対応しきれなくなっていることが報告されました。
2月13日から来年度の予算を審議する令和6年第1回定例会が始まります。現状分析を受けて、予算案の中では、令和6年度に中原区で1隊、令和7年度に高津区で1隊の増隊がうたわれています。中原区の救急出動の状況の改善が期待されます。
市民の安心な暮らしのためにしっかりと審議していきますので、ご注目ください。
![]() 川崎市消防局の救急車
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立憲民主党中原区支部・高橋みさと
川崎市中原区
takahashimisato3310@gmail.com
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4月25日
4月18日