意見広告・議会報告
市政レポート【7】 教員への支援を充実させ質の高い教育の実現へ みらい川崎市議会議員団 いど きよたか(清貴)
近年、教員のなり手不足が社会問題として取り上げられていますが、こうした現状が続けば教育の質の低下につながり、子どもたちへも深刻な影響を招きかねません。
この対策の一つとして期待されているのが、教員の働き方や授業を支援する「校務支援システム」という仕組みです。本市でもすでに導入されており、現場でも活用されておりますが、実際に体験した教員に話を聞いてみると、「教育用端末、校務支援端末、行政端末など、複数の端末を使っている」との声がありました。
本来の校務支援システムの目的は、教員の多忙な業務の負担軽減や事務工数の削減、それに伴う子どもたちと向き合う時間の確保などが挙げられています。しかしながら現実として、教員の負担増になってしまっていたようです。
そこで12月の定例会の一般質問で、複数台の端末の一本化、学習系ネットワークの統合、システムの効果検証、更新スケジュールなどについて質問をしました。システム内容については、一部で変更することはできるとのことでしたので、早急に現場の声を反映いただくよう要望しました。
学校現場では今まで以上に、子どもと向き合う時間の確保や質の高い教育の実現につなげられるよう、取り組みを推進してまいります。
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