中原地区少年消防クラブの結成式が6月15日、中原消防署で行われた。
同クラブは、地域の小学3年生から6年生の少年・少女に防火・防災の大切さを学んでもらうと同時に、正しい知識を身に付けてもらおうと1991年に結成。毎年地域の子どもたちが年間を通じてさまざまな活動を行っている。
今年度、同クラブへ参加するのは35人。結成式では、同クラブ運営委員会の山本佳和委員長からクラブ旗が授与され、川崎リバティライオンズクラブの山本賀也前会長からクラブ帽子が贈呈された。リーダーの水谷太亮さん(文教大付小6年)と、サブリーダーの赤羽瑠那さん(上丸子小6年)が「クラブ活動に積極的に参加し、正しい防火知識を学び、子どもの火遊びによる火災をなくすことを誓います」と宣誓を行った。
結成式終了後には、今年度の第1回の活動として、消防署内や救急車、救助工作車を見学。実際に救急車に乗車し、車両の中の機能などについて救急隊員から説明を受け、熱心に耳を傾けていた。また防火衣の着用体験も行った。
今後は、神奈川県消防学校(厚木市)や、川崎市消防局航空隊基地などの視察研修、新年の消防出初式への参加などを行う予定。山本実行委員長は「1年間元気に活動するとともに、防火防災についての知識を学んでほしい」と期待を寄せた。
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