多摩川を拠点に活動する多摩川クラブ(内藤隆代表)は6月27日、西丸子小学校の児童92人とボランティアの保護者ら18人と一緒に干潟の生き物観察「がさがさ体験」を行った。
川に入る機会の少ない子どもたちに自然と触れ合い、環境に興味を持ってもらうことが目的。スタッフの指導を受けながら参加者は真剣な表情で生き物観察に取り組んだ。網で捕まえて観察した生き物は、ウキゴリ、ヌマチチブ、ドジョウ、ヤゴ、スジエビ、モクズガニなど10種以上。参加者と一緒に川に入った内藤代表は「あえて草刈りや通路を作らず、自然のままを体験させた。未来の多摩川を子どもたちに託すために、今後も活動を続けていきたい」と話した。
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