JAセレサ川崎大型農産物直売所「セレサモス宮前店」(宮前区)で7月6日、市内で生産された夏野菜のコンテスト「夏季農産物品評会」が開催された。
最高位となる神奈川県知事賞には、下小田中の田中実さん=人物風土記で紹介=のエダマメ(品種・湯あがり娘)が選ばれた。田中さんは夏はエダマメのほか、キュウリ、ナス、ミニトマト、冬はハクサイやダイコン、コマツナ、ホウレンソウなどを生産販売している。「採れたて新鮮野菜」が売りで、夏と冬は毎日直売し、地域でも人気になっている。
品評会は、市内の野菜生産者の技術向上と市内農産物の魅力を伝えることを目的に、1998年から開催している。今回は、ナスやキュウリ、トマトなど、選りすぐりの153点が出品され、同組合の営農技術顧問や県・市の職員らが審査。49点が入賞した。
主催者は「生産者の努力でレベルの高い農産物が並んだ。直売中心である地域の特性からバラエティー豊かな品種が出品されたが、さまざまなレシピが見られる今は受け入れられると思う」とコメント。審査後は、同所で一般観覧と即売会が行われた。
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