平間中学校区地域教育会議は7月20日、多摩川ガス橋下の干潟で生き物と触れ合う「ガタガタ探検隊」を開催した。生き物に触れて、子どもたちに地域の良さや歴史を知ってほしいと初めて行われた取り組み。当日は、平間小学校や平間中学校をはじめとした、周辺の学校に通う親子145人が参加。生き物との触れ合いを楽しんだ。
冒頭で同地域教育会議の加藤秀樹副議長が多摩川の歴史などについて話した後、それぞれがライフジャケットを着用してから、手網を手に川の中へ入った。水面を観察しながら、生き物を探し回った。
参加者たちはテナガエビ、ヌマチチブ、ハゼ、メダカなどを捕まえ、笑顔で写真を撮る親子の姿も多く見られた。最後には、NPO法人多摩川塾の佐川昌広理事長が参加者に捕まえた生き物の説明をした。親子で参加した渡辺慶太郎さん(平間小4年)は「小さいクラゲが捕れた。捕まえるのが難しかったけど、楽しい」と話した。中村颯斗さん(平間小4年)も「カニやメダカを見つけることができた。面白かった」と笑顔。
加藤副議長は「自分が幼い頃、多摩川は汚染されていて、とても遊ぶことができる状況ではなかった。今の子どもたちにはこれを機に、地元の川にどんな生き物がいるのか興味をもってもらえればうれしい。今後もこのような機会をつくりたい」と語った。
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