静かに水が流れる涼やかな水辺と、木々に囲まれた緑のトンネルが連なる二ヶ領用水。夏の強い日差しの中でも、木漏れ日の下を歩けば、川面に吹く風は涼しく、天然のクーラーのように感じる清涼スポットだ。
市内の多摩、高津、中原、幸の各区を流れ、全長約32Kmにわたる同用水。1611年に完成し、県内で最も古い人工用水路とされる。多摩川などから取水し、かつては市内の田畑を潤すことが主だったが、現在では憩いの場として市民に親しまれている。
区内の40代女性は「景色もきれいで、歩くだけでも気持ちが落ち着きます」と話す。1998年には市で初めて国の登録有形文化財にもなった。
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