川崎市は市制100周年事業として市内で行われる全国都市緑化かわさきフェアを前に、会場の一つである等々力緑地で10月5日(土)と6日(日)にガーデンづくりイベントを開催する。会場づくりを市民と一緒になって進めることが目的で、緑化フェアの企画としては初。花壇は緑化フェア期間中に展示される。
ガーデンづくりイベントのコンセプトは「体験・体感×みどり」。五感で楽しんでもらうことがテーマで、綿毛に包まれた柔らかな葉のラムズイヤーやカレーの香りがする植物をはじめ、彩り豊かな草花をそろえてパレット花壇に植え付ける。講師によるレクチャーがあるほか、必要な道具はすべて用意してあるので誰でも気軽に参加が可能だ。
5日午前9時、11時、午後1時30分、3時30分は90分の初級コース。4人1組で用意されたデザインに沿って花を植える。6日午後1時30分から4時30分は、自分で考えたデザインをもとに自由な発想で花壇づくりをする3時間の中級コース。定員は初級が320人、中級は1組最大4人までで30組を募集している。参加費無料。いずれも小学4年生以下は保護者の同伴が必要。
区の担当者は「手ぶらで参加できるので、家族や友人と一緒に花壇づくりに挑戦してほしい。一緒に緑化フェアの会場を彩りませんか」と呼び掛ける。申し込みは9月1日(日)までに、申込書か申込フォームなどで。詳細は区役所などで配布しているチラシか同フェアのウェブサイトへ。
第2弾も企画中
市では緑化フェアの会場づくりに向け、参加型イベントの第2弾も企画しているという。同担当者は「現在、市内の公立小・中学校で児童、生徒らが育てているコスモスやジニア、パンジーなどを各イベント会場の花壇や地域の公園などに一般からの参加者を募って植えたい」と話す。
全国都市緑化フェアは、みどりの大切さを知り、快適で豊かな街づくりのために1983年から毎年全国で開催されている花とみどりの祭典。今回、市制100周年の記念事業として川崎市で初めて行われる。10月19日(土)から11月17日(日)と来年3月22日(土)から4月13日(日)と2回に分けて秋春に実施するのも全国初の試みで、市内の富士見公園、等々力緑地、生田緑地を会場で開催される。
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